今日の月の大きさと高さ
JavaScriptを有効にすると、いまの月までの距離と、今夜の月がいちばん高くなる時刻が表示されます。
スポンサーリンク
月が大きく見える理由① 地平線の「月の錯視」
昇ったばかりの月が、驚くほど大きく見えた経験はありませんか。実はこれ、ほとんどが目の錯覚(月の錯視)です。カメラで同じ倍率のまま撮ると、地平線の月も空高くの月も、写る大きさはほとんど変わりません。
錯視の理由はいくつか考えられていますが、有力なのは次の2つです。
- 比べるものがある──地平線近くでは、建物や山、木と月を見比べるため、月が大きく感じられます。
- 空を「平たい天井」と感じている──人は頭の上より地平線の方向を遠くに感じます。同じ大きさに見えるものが「遠くにある」と思うと、脳はそれを大きく見積もってしまいます。
実際には、地平線の月は空高くの月より地球の半径ぶん(約6,400km)遠いので、測ればわずかに小さいくらいです。ためしに腕を伸ばして5円玉の穴から月をのぞくと、錯覚が消えて「いつもの大きさ」に戻ります。
月が大きく見える理由② 地球との距離(スーパームーン)
錯覚ではなく、本当に大きく見えることもあります。月の軌道は楕円なので、地球との距離は約35.6万km〜40.6万kmの間で変わり、いちばん近い満月はいちばん遠い満月より直径で約14%大きく、約30%明るく見えます。これが「スーパームーン」です。
次のスーパームーン(その年でいちばん大きな満月)は2026年12月24日(木)10:28(コールドムーン・地心距離 約356,738km)です。上の「今日の月の大きさと高さ」で、いまの月が平均より大きいか小さいかも確かめられます。
スポンサーリンク
月が赤い・オレンジ色に見える理由
昇ったばかりの月がオレンジ色や赤っぽく見えるのは、夕日が赤いのと同じしくみです。月が低いと、月の光は地球の大気の中を長い距離通ってきます。そのあいだに波長の短い青い光は空気の分子に散らばって届きにくくなり(レイリー散乱)、赤やオレンジの光が残るのです。
- 空気中のちり・水蒸気が多い日──黄砂や煙、湿った空気の日は、赤みがいっそう強くなります。
- 月が高く昇ると白っぽくなる──通ってくる大気が短くなるため、真夜中の高い月は白く輝きます。
- 皆既月食の「赤い月」──月が地球の影に入ると、地球の大気で曲げられた赤い光だけが月を照らし、赤銅色の「ブラッドムーン」になります。
色が違って見えても、月そのものに何かが起きているわけではありません。不思議な色の月は、むしろ地球の空気の様子を映しているのです。
月が低い・高いのはなぜ?──季節と月の形で変わる
月が空のどのくらいの高さを通るかは、季節と月の形で決まります。月はおおむね太陽の通り道(黄道)に沿って動き、満月は太陽のちょうど反対側にあるためです。
| 冬の満月 | 太陽が低い季節なので、反対側の満月はとても高く昇ります(東京で南中高度70〜80°前後)。 |
|---|---|
| 夏の満月 | 太陽が高い季節なので、満月は低い空を通ります(東京で30°前後)。夏の満月が大きく赤っぽく感じられやすいのはこのためです。 |
| 春の三日月 | 夕方の西の空で、月が地平線から立ち上がるように高く見え、「舟」のように寝た形になります。 |
| 秋の三日月 | 夕方の月が低く、横に傾いて見えます。 |
月の形と傾きの変化は、月の満ち欠け3Dの「見上げた向き」で、好きな日時・都市を選んで再現できます。
ほかにも「今日の月がおかしい」と感じるとき
よくある質問
今日の月が大きく見えるのはなぜですか?
月が赤い・オレンジ色に見えるのはなぜですか?
今日の月が低いのはなぜですか?
今日の月までの距離はどのくらいですか?
月が大きく見えるのは地震の前兆ですか?
スポンサーリンク