2026年の極大と観測条件
2026年は極大が23時=日本の夜間に当たる好配置。しかも月齢5前後の細い月は宵のうちに西へ沈むため、夜が更けるほど空は暗くなります。数を見るには申し分ない年です。
いつ・どの方角を見ればいい?
いちばんの本命は12月14日(月)の21時ごろから12月15日(火)の明け方にかけて。極大をはさむこの一晩がピークです。前夜の12月13日(日)の夜〜12月14日(月)未明も十分な数が期待できます。
方角は決めなくて構いません。流星は放射点(ふたご座のカストル付近)を中心に全天へ流れます。放射点は宵に東の空から昇り、真夜中にはほぼ頭の真上へ。空を広く見渡せる場所で、レジャーシートに寝転がって眺めるのがいちばんです。放射点だけをじっと見つめるより、空全体をぼんやり視野に入れるほうがよく見えます。
ふたご座流星群とは
ふたご座流星群は、毎年12月中旬に安定して多くの流星を降らせる、一年でもっとも当たり外れの少ない三大流星群です。母天体は彗星ではなく小惑星ファエトン(3200 Phaethon)とされ、彗星以外を母天体とする珍しい流星群として知られています。
流星の速度は比較的ゆっくりで、明るいものが多いのも特徴。宵のうちから流れ始めるため夜ふかしが苦手でも楽しみやすく、明るい流星なら街中で目にできることもあります。
真冬の観測のコツ
目が暗さに慣れるまで15分以上かかります。スマホの画面はできるだけ見ないこと。装備は「真冬の夜に長時間じっとしている」前提で、ダウン・毛布・マット・カイロ・温かい飲み物と、思っている一段上の防寒を。双眼鏡や望遠鏡は不要で、肉眼がいちばん広く見えます。
ふたご座流星群 年別の極大一覧(2026〜2031年)
観測条件は極大時の月齢から自動判定しています。2027年は満月期で条件が悪いため、見るなら2026年のうちに。